元CAペコのゆるゆる日記

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迷わない!アウシュビッツ強制収容所への行き方・交通手段

クラクフ バス アウシュビッツ強制収容所 行き方

 

こんにちは、ペコです!

先日ポーランドクラクフへ行って

死ぬまでに1度は訪れたいと思っていた

アウシュビッツ強制収容所の見学をしてきました。

 

ただ、ポーランド旅行が初めてということや

ポーランド語が全く分からないということもあったのですが、

そもそもグーグルマップで検索しても現地情報があまり反映されて無く

現地では分からないことだらけで結構苦労しました💦

 

せっかくポーランドまで観光に来たのに、

道に迷ってツアー開始時間に遅れてしまった

予約時間に間に合わなくて入館できなかった

なんてことを避けるために、

今回はクラクフ市内からアウシュビッツ強制収容所まで

迷わずに行けるおすすめの交通手段を紹介します!

 

 

 

 

1.交通手段の紹介

実は、”アウシュビッツ”というのは

ドイツ語での呼び方で、

ポーランド語でこの地域は

オフィシエンチム(Oświęcim)”と呼ばれています。

電車やバスは英語表記は無く、

全てポーランド語での表記になっているので

交通機関を利用する際には

このオフィシエンチム(Oświęcim)

という場所を目指すようにしてくださいね!

 

交通手段① 電車

クラクフ中央駅からオフィシエンチムまで乗り換えなしで

1時間20分程で行くことができるREGという電車が出ています。

ただ、乗り換えなしで行ける電車は本数がとても少ないので、

ほとんどがムィスウォヴィツェ(Mysłowice)やトシェビニャ(Trzebinia)

という駅を経由して、電車かバスに乗り換えが必要なルートになると思います。

このルートだと遠回りして行くことになるため、

2時間~3時間くらいかかってしまうようです。

 

交通手段② バス

クラクフ中央駅のすぐ横にあるバスターミナルから

オフィシエンチム行きのバスが出ています。

こちらは乗り換えなしで直接

アウシュビッツ・ビルケナウ博物館前の駐車場に到着します。

オフィシエンチム行きのバスを出している会社がいくつかあるので、

時間帯にもよりますが大体1時間に1~2本くらいあるようです。

会社によってバスの大きさや途中停車するバス停に違いがあるので

多少の差はありますが1時間20分程で行くことができます。

 

交通手段③ タクシー

市内なら割とどこでも見かけると思いますが、

クラクフ中央駅周辺から乗るか

ホテルに直接呼んでもらう方が安心かと思います。

ただ、いくら物価の安いポーランドだからと言っても

クラクフ市内からオフィシエンチムまではかなり距離があるので

電車やバスに比べると料金は大分高くなります。

また、タクシーはたまにトラブルがあると聞いたので

私は利用しませんでした。

とはいえ、電車やバスに比べると時間的に融通が利いて便利なので

まとまった人数が居る場合や慣れている方なら

タクシーの利用を検討してみるのも良いかもしれません。

 

 

2.おすすめの行き方

上記で紹介した交通手段の中で私がおすすめするのは断然バスです!

 

おすすめの理由

バスがおすすめな理由としては

  • 乗り換えが無くて分かりやすい
  • 終点が目的地なので乗り過ごす心配が無い
  • 料金が安い

という点です。

 

特に、Lajkonikという会社のバスが乗り心地が良く快適でした!

クラクフ バス アウシュビッツ強制収容所 行き方

Lajkonikバス

見た目は観光バスのようですが、途中停車駅があったり

市営バスと同じように運行されています。

Lajkonik以外にもオフィシエンチム行きのバスは運行されていますが、

バスというよりもどちらかというとミニバンのような割と小さな車なので

乗れる人数が少ないということや道中揺れることが多く

乗り物酔いしやすい人にはあまり向いていないと感じました。

 

チケットの購入方法・乗り方

先程も書いたように、オフィシエンチム行きのバスが発着するバスターミナルは

クラクフ中央駅のすぐ真横に位置しています。

ショッピングセンターではない側の方の出口を出たら

目の前に大きなバスターミナルがあるのですぐに分かりますよ!

 

【バスに乗るまでの導線】

ターミナルは2階建てで、オフィシエンチム行きの

Lajkonikバスは2階のバス停から出発するので、

駅を出たらすぐ目の前にある階段で2階へ行きます。

 

上がって右手にターミナルがあるのですが、

左側の建物の中にチケットカウンターや時刻表があるので

バス停に行く前に念のため先に出発時間・目的地・バス停の場所などを

確認をしておきましょう!

クラクフ バス アウシュビッツ強制収容所 行き方

階段を上がった様子。左側(黄色い囲い)がチケットカウンターのある建物

不安であればチケットカウンターの人に確認してみると良いかもしれません。

因みに、チケットカウンターの人はほぼ英語が話せます。

建物内には有料トイレ、待合い所もあるので出発前に利用することも出来ます。

 

出発時刻が近づいて来たらG1のバス停まで移動します。

クラクフ バス アウシュビッツ強制収容所 行き方

G1 オフィシエンチム行きのバス停

バスは出発時刻直前にならないとターミナルに来ないので、

出発10分くらい前になってバスが到着していなくても

焦らなくて大丈夫です。

同じくアウシュビッツ・ビルケナウ博物館に行くために

このバスを利用する観光客がバス停周辺にたくさん居ると思うので!

 

バスが来たらバスの運転手からチケットを購入します。

バスの運転手は殆ど英語は通じませんが、

ジェスチャーでなんとなく分かってくれます。

料金はPLN15.00/人なので日本円だと大体400円くらいです。

車内は飲食禁止なので、乗車するときに飲み物などを

手に持っていると乗車させてくれないので

バスが来るまでに処分しておきましょう!

(ペットボトルや水筒はバックの中にしまっていれば大丈夫)

あとは終点まで乗ってるだけなのでとっても楽です!

 

帰りの交通手段

帰りのクラクフ中央駅行きのバスも

乗車するときに運転手から直接チケットを購入します。

来るときにバスが着いた所のすぐそばに時刻表があるので

写真を撮っておくと便利です。

クラクフ

帰りのクラクフ中央駅行きのバスの時刻表

Kraków Głównyというのがクラクフ中央駅のことです。

かなり時間に忠実で、時間ぴったりになったらすぐに出発してしまうので

少し余裕を持って行動しておいた方が良いかもしれません。

 

電車の場合なら博物館からオフィシエンチム駅まで徒歩で行けますし、

タクシーも博物館前の専用駐車場内に数台スタンバイしていたので

時間的に都合が合わない方はバスじゃなくも電車・タクシーも利用して帰れます。

クラクフ バス アウシュビッツ強制収容所 行き方

専用駐車場内でスタンバイしているタクシー

見たところ意外と電車やタクシーで来ていた人も多い印象でした。

 

 

3.注意事項

私が今回バスを利用してみて気づいた

注意した方がよさそうなポイントをいくつかまとめてみました。

 

運転手からチケットを購入するときは現金のみ!

私は偶然他で現金を使う予定があって

いくらか両替しておいたので何とかなりましたが、

ポーランドを含めヨーロッパはキャッシュレス化が進んでいて

基本的に現金はあまり持たないので

もし両替していかなかったら大変なことになるところでした。

なので、当日までに最低でも

往復分の現金は用意しておくことをおすすめします!

 

Lajkonikのチケットはカウンターで購入できない

過去にはチケットカウンターで購入できたこともあったようですが、

現在は運転手から直接購入することしかできません。

チケットカウンターで購入できるバスチケットは、

上記に書いたミニバンのような小さい車の用のチケットなので

間違えて購入しないように気を付けてください!

 

グーグルマップで経路検索してもバスは出てこない

理由は分かりませんが、検索結果には電車は出てくるのに

バスの経路は全く出てきませんでした。

グーグルにはクラクフ中央駅から出発する

バスの経路情報は反映されていないようです。

では、なぜ私がバスという交通手段があることに気づいたかというと、

現地ガイドの方から教えてもらったからです。

この情報が無ければ、恐らくバスの存在に気づかなかったと思います💦

 

教えてもらったバスの時刻表はこちら☟

https://moj-bus.pl

サイト内は英語かポーランド語表示が選べます!

 

終点までバスは降りないで!

バスは途中いくつかの停留所に停車するのですが、

他の停留所だと殆ど人の乗り降りが無いのに

オフィシエンチム駅では結構多くの人が下車します。

急に人が降りるので焦って降りてしまいそうになるのですが、

アウシュビッツ・ビルケナウ博物館前が終点なので

間違えて途中で降りないように気を付けてくださいね!

 

時間に余裕を持って早めの行動が安心

私が今回アウシュビッツ強制収容所を訪れたのは2022年2月で、

ヨーロッパでは3回目のワクチン接種のおかげで

一旦コロナの感染状況も落ち着いていたタイミングでした。

それでも完全には観光客が戻ってきていない様子で、

実際に往復のバスもかなり空いていました。

しかし、ガイドの方から聞いた話によると

今までは博物館の一日の見学者数がとても多く

混雑しているのが当たり前だったそうです。

そう考えると、今回はたまたまタイミングよく空いていただけで

通常時に戻るにつれてバスも混雑が予想されるので

早めにバス停に並んでおくなりした方が良さそうです!

 

4.まとめ

ポーランドでは観光客をメインとしているような

施設やお店、レストランなどでは英語が通じることが多く、

話せる人たちはむしろかなり英語が上手な印象でした!

ただ、電車の係員やバスの運転手、街中のスーパーなどでは

ほぼ英語が通じないことが多く、

上述したように駅の名前や地名、標識なども

全部ポーランド語なので戸惑うことも多かったように思います。

 

なので、当日になって困ることが無いように

目的地の名前や宿泊ホテルの最寄り駅の名前を

ポーランド語で覚えておくなど

最低限の事前学習をしておくと安心です!

 

 

 

 

※このブログは2022年2月時点での情報です。

コロナの影響やシーズンによって変わっている可能性もあるので注意してください。

 

 

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