【保存版】世界最大の露天温泉!アイスランドの幻想的なブルーラグーンを徹底解説
こんにちは、ペコです!
寒い季節になると無性に温泉に入りたくなりますよね!
特に、お風呂大好きな日本人にはなじみの深い”温泉”ですが、
世界には日本以外にも温泉が有名な国があるのを知っていますか?
それは、自然豊かな温泉大国アイスランド!
アイスランドでは”ラグーン”と呼ばれていて
日本の温泉とは楽しみ方や雰囲気が少し違いますが、
ヨーロッパでは”温泉=アイスランド”というくらい
とても有名で、ヨーロッパ全土やアメリカなどから
多くの観光客が温泉やサウナを楽しみに訪れます。
今回はそんなアイスランドの最も有名な観光地である
ブルーラグーンの魅力と楽しむためのポイントを詳しく紹介します!
1.ブルーラグーンとは
概要
1年を通して楽しむことができる世界最大の屋外入浴施設です。
観光客の殆どは、ここをお目当てに
アイスランドに来ていると言っても過言ではありません!
様々なミネラルが含まれた地熱海水を使用しているので、
肌を再生、保湿してターンオーバーを促す作用があり
アンチエイジングにも効果があると言われています🥰
この効果は科学者や医師にも承認されているそうです!
ブルーラグーンができるまで
実は、ブルーラグーンは初めから意図的に作られた訳ではなく
偶然に出来上がったものでした。
元々は現在もブルーラグーンの横にある
スバルツエンギ地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を
利用したことがきっかけのようです。
その排水に含まれていたシリカが固まり
周辺の溶岩を陶器のようにツルツルにコーティングした結果、
温水を通さなくなったことで自然とラグーンが形成されました。
そこに皮膚病を患っていた従業員が浸かったところ
治癒効果があり、そこに注目して研究が進められ
後に温泉施設として一般公開されるようになりました!
各施設の紹介
ブルーラグーンにはレストランやホテル、スパも併設されていて
世界最大と言われるだけあって規模が尋常じゃなく大きいです。
また、ホテルやスパの利用者のみが利用できる場所や
選んだコースによって利用できるエリアが異なるので
1日で全てを把握するのはほぼ不可能です(笑)
なので今回は、Day Visitで訪れた際に利用できる施設をまとめました。
Blue Lagoon
⑤がDay Visitで訪れた際に入浴できるエリアなのですが、
上の図を見ると分かるように
全体が1つの大きなラグーンとして繋がっています。
とてつもなく広いのでラグーンを1周するのに
最低でも20分くらいかかってしまいます💦
お湯の温度は場所によって若干変わりますが、
全体的に38℃くらいに調節されていて、
ラグーン全体のお湯は48時間で全て入れ替わります。
深さは場所によって違い、
一番深い所だと成人男性の肩が浸かってしまうくらいで
淵に近づくにつれて浅くなっていくような造りです。
急に浅くなったり、深くなったりする部分もあり
さらに、底がツルツルしていて滑りやすい上に
お湯が乳白色で足元が全く見えないので
転倒しないように注意しながら進みましょう!
子供連れの場合は事故防止の為、
子供の腕に浮き輪を着けておいた方が安心です◎
※ブルーラグーンの入浴は年齢制限2歳以上です。
バーカウンター
Blue Lagoon内にはバーカウンターが設置されていて
入浴しながらお酒やソフトドリンクを楽しむことができます。
日本の温泉には無いシステムなのですごく新鮮ですよね!
温かい温泉につかりながら飲む冷たいドリンクは
リフレッシュも出来て格別です!
因みに、グラスはプラスチックでできているので
割れてしまったり、ケガをしてしまう心配はありません。
シリカ泥パック
是非試してみて欲しいのがこちらのシリカ泥パック✨
種類がいくつかありますが、一番上のシリカ泥パックは
誰でも無料で使用できるんです!
シリカを配る係りのスタッフに言えば
1回分を手に盛ってくれます。
貰ってすぐはドロドロですが、
顔に塗ってしばらくするとカチカチになります。
5~10分したら洗い流しましょう!
シリカは頭皮にも効果があるようで
この男性は頭までパックしてしまっていました(笑)
使用してみた感じでは、私は大丈夫でしたが
人によってはヒリヒリしたり、
赤くなってしまう人もいるようなので
肌が弱い人は様子を見ながら使用した方が良さそうです◎
サウナ
ラグーンの脇にはスチームサウナが2つ設置されています。
1つのサウナに対して一度に7、8人程度が入れる大きさです。
ブルーラグーンの規模を考えるとサウナが少ないのでは
と思うかもしれませんが、意外と競争率は低く割といつでも利用できました。
カフェ
ブルーラグーンのエントランスエリアには
簡単な食事を提供しているカフェがあります。
ただ、こちらは施設の構造上
ラグーンに入浴している途中には行けないので
入場前もしくは退場後に利用するようにしましょう。
待合所として利用している人が多いです!
ショップ
エントランスエリアにはショップも設置されています。
ミネラルをたっぷり含んだシリカの泥パックやクリーム、
フェイスオイルなどスキンケア商品を中心に販売しています。
ケプラヴィーク空港内の免税店にも置かれているので
そちらで購入しても良さそう!
2.営業時間/料金
営業時間
ブルーラグーンは1年中営業しています。
ただ、アイスランドは夏と冬では日照時間も大きく変わり、
季節によって営業時間も変わってくるので注意しましょう。
特に、クリスマスや年末は営業時間が短いので
事前に確認が必要です。
Jan | 9:00-18:00 |
Feb | |
Mar | 9:00-19:00 |
Apr | |
May | |
Jun | 8:00-20:00 |
Jul | 8:00-21:00 |
Aug | |
Sep | 8:00-20:00 |
Oct | 8:00-18:00 |
Nov | |
Dec |
※Blue Lagoon公式サイトより
料金&プラン
ブルーラグーンの料金は変動制で、
人気の時間帯は割高に設定されています。
逆に、あまり人気のない
営業開始・終了時間間近の時間帯などは
少し安めになっています。
また、選ぶプランによっても値段が変わってきます。
プランはConfort、Premium、Luxuryの3つがあります。
プランによって含まれているものが若干違うので
Web予約の際に自分に合ったプランを選びましょう。
① Comfort(ISK 8,490~)
② Premium(ISK 10,990~)
③ Luxury(ISK 10,990~)
(Retreat Spaは5時間利用可能)
・タオル
・バスローブ
・専用ロッカールーム・ラウンジの利用
・アウトドアスペースの利用
・サウナ・ミストサウナの利用
・スキンケアアメニティー
・好きなドリンク1杯
・スパークリングワイン1杯(Lava Restaurantで食事した場合のみ)
3.アクセス/所要時間
ブルーラグーンはケプラヴィーク空港と
レイキャヴィーク空港の間に位置していていて、
レンタカーやタクシー、バスでアクセスすることができます。
レンタカー/タクシー
車の場合、ケプラヴィーク空港から約20分、
レイキャヴィーク空港から約45分で行くことができます。
ブルーラグーンには駐車場もあるので
レンタカーでも気軽にアクセスできます。
タクシーでも同じくアクセス可能ですが
アイスランドはタクシーの料金がとても高いので
個人的にはあまりお勧めしません!
ブルーラグーンの送迎シャトルバス
利用することができます。
ケプラヴィーク空港やレイキャヴィーク空港は勿論、
レイキャヴィーク市内のホテルやバス停からのピックアップも
選択できるのでとても便利です。
チケットの予約時に一緒に送迎プランを追加することもできるし、
既にブルーラグーンのチケットだけ購入してしまっている場合
シャトルバスだけを予約することも出来ます。
また、往復だけでなく片道でも購入できるので
ケプラヴィーク空港からブルーラグーンに行って
帰りはそのままブルーラグーンからレイキャヴィーク市内へ行くような
フレキシブルな移動も可能です。
パッケージツアー
ブルーラグーンの入場チケットと送迎がセットになっている
パッケージバスツアーを予約して行くことも出来ます。
中には通常より少し割引になっているプランもあり、
オリジナルサイトから購入するよりも
安く済む場合もあるのでおすすめです!
私が利用したパッケージツアーの公式サイトはこちら☟
こちらのツアー会社はレイキャビーク市内の
メインバスストップの建物内にカウンターがあるので、
もし分からないことがあればそこで聞くことができるので
安心でした◎
4.予約方法
ブルーラグーンは事前予約制なので
Webでチケットを購入しておく必要があります。
人気の日時は前々から予約しておかないと
チケットが売り切れてしまうので注意してくださいね!
<公式サイトからの予約手順>
①ブルーラグーンの公式サイトに行き「BOOK NOW」をクリック
②「The Blue Lagoon」を選択
③大人、子供(2-13歳)それぞれの人数を入力して下にある「Continue」をクリック
④希望の日にちを選択
⑤希望の時間帯とプランを選択し「Select&Continue」をクリック
⑥他にレストランやマッサージを利用したければ追加して「Continue」をクリック
「Add Transportation」をクリックして出発地や時間、最終降車場所の選択をする。
必要なければこのまま「Skip&Continue」をクリック
⑧予約者の名前、メールアドレス、国籍、電話番号等々を入力し、Your Selectionの内容に間違い無ければ「Agree&continue to payment」を選択
⑨料金を支払って予約完了!
バスツアーを利用するときは
ブルーラグーンの入場チケットが含まれているものがあり、
その場合は公式サイトからの時間指定や予約は必要ないので
重複して購入してしまわないようにしてください。
5.入浴の流れ
ブルーラグーンに到着してからは
入り口のスタッフに英語での簡単な説明以外は特に
案内されたり指示されることが無く、
分かりにくいところもあるので
到着してからの導線と入浴する時のポイントをまとめてみました。
①受付で支払い用クレジットカードを登録
受付で1人ひとりリストバンドを貰います。
このリストバンドは登録したクレジットカードに紐付けられていて、
ラグーン内で発生する支払いは全てこのリストバンドで行います。
なので退館するするまでしっかり手首に着けておきましょう!
ここでの登録を済ましてしまえば館内で貴重品を持ち歩く必要はありません◎
②更衣室へ向かう
受付を入ってまっすぐ更衣室に向かいます。
(男性更衣室は2階、女性更衣室は1階と2階両方にあるので
好きな方へ行って大丈夫です。)
バスローブ付きのプランを選んだ人は
この写真の丁度左手にあるカウンターでバスローブを受け取りましょう!
③更衣室で着替える
更衣室内は空いているロッカーであればどこでも使って大丈夫です。
目印が無いのでどこが空いているのか分かりにくいですが、
ある程度場所を決めたら扉を引いて空いてるか確かめるのが早いと思います。
ロッカーに鍵は無く、受付で貰ったリストバンドがロッカーキーの代わりになるので
施錠/開錠する時はリストバンドをロッカーの脇にあるスポットにかざします。
ロッカーキーが無い分、帰ってきたときに困らないよう
ロッカーの場所や番号をきちんと覚えておきましょう!
④シャワーブースで体を洗う
更衣室で水着に着替えたら
更衣室からラグーンへ向かう途中にあるシャワーブースで先に体を洗います。
日本でも湯船に入る前に体を洗いますよね!
髪はしっかりコンディショナーを塗って
洗い流さずに湯船に髪が浸からないよう結んでおきましょう。
↑これすごーーーく大事!!
(入館前のスタッフからの口頭説明でも言われますが、
ブルーラグーンのお湯はミネラルを多く含んでいるので
髪がお湯に付くと傷んでギシギシになってしまったり
髪を染めている人は色落ちしてしまうこともあるので
入浴前にしっかりコンディショナーで保護したうえで
さらに髪をなるべくつけないように上で結んでおくと
入浴後も髪が傷まずに済みます。)
⑤いざ、ラグーンへ!
更衣室を出たらすぐ目の前にラグーンが広がります。
男女更衣室を出たところで合流できるようになっています。
外気温はめちゃくちゃ寒くて凍りそうですが、
ラグーンの中は温かすぎずぬるすぎず丁度いい温度で
この気温とお湯の温度のコントラストが気持ちよくてずっと入っていられます!
ラグーンから立ち上る湯気がまた幻想的で雰囲気も最高◎
天候や季節にもよりますが、夜になると
なんとオーロラが見れることもあるそうです✨
※ブルーラグーンからさほど遠くない場所に
オーロラが見えるスポットとして有名な
Northern Lights(ノーザンライツ)というエリアがあるため。
ブルーラグーンに入りながらオーロラまで
見れてしまうなんて素敵ですよね💛!
残念ながら私は見ることができませんでしたが・・・
⑥上がる時
入浴し終わったらラグーンの入り口付近に置かれているタオルを貰って
各更衣室に戻ります。
⑦シャワーを浴びる
ラグーンに入る前と同様に更衣室内のシャワーブースで
髪と体をしっかり洗いましょう!
ここでしっかり洗っておかないと塩素っぽい匂いが残ってしまいます。
また、しばらく経つと髪がキシキシになってしまったり
肌がつっぱってしまうこともあります。
⑧ロッカーに戻って着替える
施錠の時と同じようにリストバンドで開錠します。
数に限りはありますが、ドライヤーも完備されていて無料で利用できます。
化粧台には施設内のショップでも販売されている
スキンケア用品が設置されていてこちらも自由に使うことができます。
⑨身支度を整えたらロッカーを開錠したままにして出口に向かう
間違えて閉めたまま帰ってしまう人が居るようなので、
帰る際は自分が使っていたロッカーをきちんと開錠されているか
確認してから出るようにしましょう!
⑩出口でリストバンドを返却
出口でリストバンドを返却します。
一度出てしまうと戻ることができないので
忘れ物などしてしまわないように気を付けましょう。
6.当日の持ち物
ブルーラグーンを訪れるのに必須のアイテムと
実際に私が入浴して感じた便利だったアイテムを参考までにまとめました。
必須アイテムについては忘れてしまうと入館自体が出来なくなってしまうので
注意してくださいね!
必須アイテム
クレジットカード
入館時に受付で登録する際に使います。ここで登録したカードに
館内で利用した分の請求が来ます。
水着
現地で販売はしていないので必ず持参してくださいね!
あると便利なアイテム
携帯の防水カバー
ラグーン内では撮影がOKなのでみなさんカバーを付けて
携帯を持ってきていました◎
中には防水カバーを付けずに持ってきている猛者も居ましたが(笑)
先にもお話しした通り、ラグーン内のお湯はミネラル豊富で
金属が錆びてしまうので手に持っているだけでも
湯気や手についているお湯が故障の原因になる可能性があります。
また、万が一落としてしまうと見つけるのがすごく難しいので
防水カバーを持参することをおすすめします。
ヘアゴム(女性)
入館前の説明でも言われますが、お湯に髪を浸けてしまうと
ギシギシになって傷みます。
なので、特に髪が長い人は持参した方が良いと思います。
ビーチサンダル
殆どラグーンの中に居ることになるので
正直あっても無くてもいいかなという感じですが、
お手洗いが更衣室内のシャワールームの脇にある関係で
お手洗いの中の床が濡れてたりしてるのが
私はちょっと気になるので一応持っていきました。
あと、冬場は上がった瞬間足が凍りそうになります(笑)
それさえ気にならなければ持って行かなくてもいいと思います。
7.注意点・入浴のポイント
ブルーラグーンでは殆ど口頭で注意事項などを伝えられるため
聞き逃してしまったり、聞き取れなかった時の為に
入浴時に注意してほしい事やポイントをまとめたので
是非参考にしてみてください。
体を洗ってから入浴
日本の温泉でもマナーとして先に体を洗ってから湯船に浸かりますよね!
それと同じ感覚で、ラグーンに入る前は一度体を洗ってから入浴しましょう。
リストバンドを落とさないように注意
先にもお話ししましたが、受付で渡されたリストバンドは
ロッカーのカギとして使用したり、支払いに使用したり
ラグーン内のあらゆるところで必要になるので落とさないように注意してください。
もしラグーン内で落としてしまったら見つけるのはほぼ不可能です💦
なので、退館するまでは貴重品として必ず肌身離さず持っていてください。
貴金属は外す
ブルーラグーンのお湯の性質上、金属が錆びたり傷んでしまいます。
大切なアクセサリーを壊してしまわない為にも
貴金属はロッカーに保管しておきましょう!
怪我に注意!足元が見えない&滑りやすい
ラグーン内はお湯が濁っている為足元が全く見えません。
しかも、地面はシリカでコーティングされてツルツル状態なので
足元もとても滑りやくなっています。
実際、何人も滑って転びそうになっている人を見ました💦
かく言う私も滑って膝にあざを作ったのですが・・・(笑)
私のようにならない為にも移動するときはゆっくり進みましょう!◎
8.まとめ
イギリスに来てからというもの
温泉に入るチャンスなんて殆ど無かったので
久しぶりの温泉は体に沁みました~😫
本当のことを言うと、あまりに気持ち良かったので
お昼くらいに入場してから閉館ギリギリまで
ずーーーーーーっと居座りました(笑)
もうほんとそれくらい気持ち良かったです!!
また、世界最大と言われるだけあって
日本の温泉とは比べ物にならないくらい規模が大きく、
エリア一帯に湯気が漂っていて何とも言えない幻想的な景色が
とても素敵でした!
みなさんも日本とは違った楽しみ方ができる
アイスランドの温泉で癒されてみては😊?
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