元CAペコのゆるゆる日記

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ログブックホルダー必見!元CAが教えるログブックの使い方とメッセージをゲットする”3つのコツ”

ログブック 使い方 マナー CAのメッセージ コツ



こんにちは、ペコです!

 

皆さんはフライトログブックをご存じですか?

 

航空ファンや常顧客の方達の間ではよく知られている

フライト記録を残すための日記ノートのようなもので、

自分オリジナルのログブックを作って楽しんでいる方も多いのです💡

 

また、普段忙しい路線などではなかなかCAと話す機会がないことも多いですが

ログブックを利用すればCAからのメッセージが添えられることもあり、

CAとの交換日記のような感覚を楽しむことが出来るのも魅力の1つです!

 

そこで、今回はこれからログブックを使ってみたいと考えている方や

CAからのメッセージが欲しい!という方へ

CAのメッセージをゲットできる確率を劇的に上げるコツを

伝授したいと思います😊

 

 

 

 

そもそもフライトログブックとは?

ログブック 使い方 マナー CAのメッセージ コツ

 

フライトログブックのはじまり

フライトログブックとはクルーがフライトの記録を残すためのノートのことで、

担当したフライトの便名、機材名、路線、離・着陸時間など情報の記入や

飛行機の不具合をレポートするために使われていました。

それを真似したものが航空ファンのお客さまの間で広まり

今ではフライトログブック用のノートも販売されている程

一般の方の間でも定着しました。

 

記録する内容

ノートの仕様によって記録する内容も若干違うので様々ですが、

基本的にはフライトの基本情報や天気、座席、メモなどを記入していきます。

一般のお客様には公開されていない情報などもあるため

分からない部分に関しては搭乗便を担当しているクルーにノートを預けて

フライト中に情報を書き込んでもらうことになります。

実は、物によってはキャビン用のログブックよりも

お客様のログブックの方が情報が細かいこともあるんです💡

また、メッセージ欄には担当CAに

メッセージを記入してもらうこともできますよ◎

 

このように自分のオリジナルログブックを

一期一会のCAと協力しながらコツコツと作り上げていく達成感や

まるでCAとメッセージ交換をしているようなわくわく感を楽しむなど

自分なりの楽しみ方を見つけることができます。

 

 

CAがログブックを書くときに意識していること

私が現役の時は不思議とログブックを記入させてもらう機会が

結構多かった方だと思うのですが、

基本的にお客様のログブックに記入するときは

会社のルールや規定は無いので完全に

100%担当するクルーのセンスや力量に任されていました。

実際に当時私がお客様のログブックを記入するときに

注意していた事や自分なりに意識していた事をご紹介したいと思います。

 

こだわり① シールやイラストを使って華やかに!

過去の記録を見返した時に単に情報が書いてあるだけの白黒ページだと

個人的にはちょっと寂しい気がしてしまったので、

なるべく色ペンを使って鮮やかにしたり

空いたスペースにイラストやシールでデコレーションをして

ごちゃごちゃしない程度に華やかに仕上げるように心がけていました。

なので、いつログブックが渡されても大丈夫なように

シールや色ペン(最低でも2色)くらいは必ずフライトバッグに忍ばせて

乗務していました✌

 

こだわり② ハートやキスマークは使わない

これは会社のルールではなく暗黙の了解のような感じで

先輩方から使わないようにと教わりました。

理由としては、好意に捉えかねないような言葉や文字を使うことは

乗務員からお客様へのメッセージとして相応しくないからということです。

ただ、あくまで私の会社内ではそのよう言われていましたが

他の航空会社では特に制限が無いので良く使われていると思います。

CAからハートやキスマーク入りのラブリーなメッセージが欲しいという方は

日系より外資系の航空会社の方がもらえる可能性が高くなるので

ご参考までに・・・🤫(笑)

 

こだわり③ お客様とのコミュニケーションを元に書く

ログブックのメッセージ欄を書くときは

どうしても時間的に余裕が無かったり

コミュニケーションが取れない状況ではない限り、

お客様と会話した内容やお客様のフライト中の様子を参考に

なるべく特別感を感じてもらえるようなメッセージを

書くようにしていました。

たった数行のメッセージですが、

お客様にとっては旅行の思い出や記念になるかもしれないので

結構力を入れて書いていたと思います。

 

 

ログブックは迷惑?CAの本音は?

ログブック 使い方 マナー CAのメッセージ コツ

 

ログブックを始める方の中には

「ログブックを書いてもらうのって迷惑じゃないかな?」

「CAさんに嫌な顔されたらどうしよう・・・」

と考えている方もいるのではないかと思います。

実際はどのように思われているのか内心気になりますよね!

 

本音を言わせてもらうと、

 

全然迷惑じゃないです。(笑)

 

基本的にログブックを渡してくるお客様は

・飛行機に乗り慣れてる

・飛行機が大好き

という方が多いので

飛行機という乗り物についてやCAの仕事についても理解があったり

協力的で余裕がある方が多い印象があります。

なので、こちらからすると難しいお客様や

乗り慣れないお客様の対応をするよりも

はるかに楽でありがたいという感じ😂

しかも、ログブックによって他のお客様より接点が出来て話しやすいし、

話題を作りやすいのでとっつきやすいというのもあります。

 

ただ、極稀にではありますが中にはマナーの悪い人や

配慮が足りない人もいて困ることもあるのが正直な所です。

なので、どちらかというとログブックを書くこと自体は

迷惑と感じることはないのですが

持ち主次第で迷惑にもなり得るという感じです。

 

サービス精神旺盛なCAでも人間なので

やっぱりマナーの悪い人よりも良識のある人に対しての方が

サービスしてあげたいなーと思ってしまうものなのです!

 

では、どのようなことに気を付ければCAの迷惑にならずに

快くログブックを受け取ってもらえるかを見ていきましょう👀

 

 

CAにお願いする時のマナー&注意点❢

マナーと言ってもそんなに難しい事ではなく、

これから紹介するちょっとした事を気を付けるだけで大丈夫!

この3つを意識するのとしないのとでは

ログブックを受け取ったCAからすると印象がかなり変わりますよ◎

 

最低限の情報は自分で書いておく

出来ればCAじゃなくても分かるような

全てのお客様に公開されている基本情報

(例えば便名、出発地、到着地、出発予定時刻、到着予定時刻、

搭乗ゲート、マイル獲得数、日付などなど)は

最低限書いておいてもらえるととっても助かります!

多い時だと1便に4,5冊預かる時もあり

お客様のログブックにかけられる時間が限られていているCAからすると

基本情報を書く時間を省くことによって

その分より多くログブックを記入することが出来たり

メッセージやイラストを充実させることに時間を使えるのです✨

 

座席を伝える

基本的に搭乗して割とすぐのタイミングで

CAにログブックを渡すと思うのですが、

搭乗途中にギャレー(キッチンみたいなところ)に置いて行ってしまう方や

何も言わずに渡して中にも座席番号が書かれていないという方がいて

持ち主の座席の位置をCAが確認できず困ってしまう場合があります。

CA同士で連携したり、渡された時の一瞬の記憶を頼りに

お客様の顔や服装から探し出したりすることもありますが

それにかけている時間がタイムロスに繋がってしまうので

座席はきちんと伝えてもらえると助かります😊

伝え方としては、

・口頭で伝える

・付箋に書いて表紙に張っておく

・搭乗チケットを挟んでおく

など、分かりやすく伝えるようにしましょう!

 

書いてもらえない時もあるということを理解しておく

CAとしても書いてあげたい気持ちはやまやまなのですが

やはり通常業務が最優先なので状況によっては

残念ながらどうしても書くことができない時もあります。

あくまでログブック記入はCAにとって仕事の一環ではなく

ボランティアのようなものだということを理解しておきましょう。

 

楽しみにしていたのにあまり書いてもらえなかった・・・

という残念気持ちはとっても理解できますが、

間違ってもクレームに発展させるのは絶対NG!

極稀にログブック関連でクレームをする方が居るのですが

正直、会社としてもCAとしてもこの理由でクレームをされても

どうしようもできないというのが本音で…💦

 

もし書いてもらえない時があっても

今回は忙しくて時間が無かったんだなと思って

多めに見れるくらいの心持ちでいてください👍

 

 

CAがメッセージをくれる確率がUPする”3つのコツ”

上記で紹介したログブックを渡すときの注意点に加え、

CAのメッセージをゲットできる確率を上げるコツを3つ

ご紹介したいと思います!

 

1,書きやすいフォーマット

前にもお伝えしたようにCAは限られた時間内で

ログブックの記入をしなければならないので

書きやすいフォーマットのログブックだととても喜ばれます!

例えば、

・記入する情報量が多すぎず記入欄に十分なスペースがある

・メッセージ欄が大きすぎず小さすぎずバランスがいい

・お客様のコメント欄がある

など情報量と余白のバランスが良く、見やすいものが良いです◎

 

こんな感じのフォーマットがおすすめ!

 

私が現役時代に一番よく見たログブックなのですが

個人的にはこういう感じのフォーマットが一番書きやすかったです!

通販以外にも空港内の航空関連のお土産ショップなどでも売られていますよ😊

 

2,メッセージを書く時のヒントになるコメントを書いておく

時間的に余裕があれば記入前に直接会話をすることができるのですが、

フライト中に時間が無いとお客様との接点がなかなか作れない為

CAとしてもあまり記入する内容が浮かばず

メッセージも当たりさわりのないものになってしまいがちです。

そんな時に役立つのがコメント欄なのです!

お客様のコメントが書いてあると交換ノートのように

その内容に対してお返事やメッセージを書くことができます。

また、ログブックを返却するときにお話しするきっかけになったり

話題のヒントになることも多いので

コメントを記入しているだけでCAからのメッセージの記入率や

コミュニケーションを取れる確率が格段に上がります✨

 

3,搭乗したらなるべく早く渡してね!

搭乗したらなるべく早いタイミングでログブックをCAに預けましょう。

どのCAに渡しても大丈夫です!

ただ、飛行機の一番前のドアサイドに立っているクルーは

チーフパーサー(客室責任者)なことが殆どで

仕事が多く忙しくしていることが多いため避けた方が無難です。

また、ログブックの返却は到着前

シートベルトサインが点灯するまでに返却できるのがベストですが

中にはそう上手くいかない時もあり

降機中に返却することになってしまうなど時間がかかる場合があります。

それでも、お客様に喜んでもらうべく

着陸態勢に入った後もCAシートに座りながら

必死にメッセージを記入していることもあるので

急かさず気長に待ってあげましょう😊

 

 

 まとめ

 

いかがでしたか?

今回はログブックを使う際の注意点やマナー、

CAからのメッセージ率を上げるコツを

元CA目線でご紹介しました。

 

今回ご紹介したことをきちんと守ってもらえれば

CAに快くログブックを記入してもらえること間違いなし!なはず!(笑)

マナーを守りつつログブックを使って

楽しみながら旅の思い出を残しましょう😊

 

 

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