ロックダウン延長のイギリス 最新情報&出入国プロセスまとめ (2/9時点)
今年初めから3度目となるロックダウンを行っていたイギリスですが、
約1か月の延長が最近決定されました😂
日本のコロナ水際対策もほぼ毎日
外務省から入国時のルールの変更が更新され、
イギリス政府の発表するコロナ対策の変更も目まぐるしく、
同時に色々な情報が飛び交いすぎて
何がなんだかよく分からなくなってきてしまっている方も
いるのではないかと思います。
ということで、一旦この機会に現在のイギリス最新情報と
日本ーイギリス間の出入国プロセスをまとめてみました❢
これから近いうちに何かしらの事情で日本に出入国する、
若しくはイギリスに出入国する予定のある方,
イギリスに行きたいけど現地の状況が分からない❢
という方は是非参考にしてもらえると嬉しいです😃
イギリス3度目のロックダウン延長
イギリスでは今年の1月初めから続いていた3回目のロックダウンが
3月上旬まで延長することが決定しました😂
一時は感染の歯止めがきかず感染者数が増えていく一方で
なかなか結果が思うように出ていませんでしたが、
最近ではロックダウンや世界に先駆けたワクチン接種のおかげもあってか
以前より状況が良くなってきている気がします❢
(日本などアジア諸国に比べるとまだまだですが・・・💦)
最近の感染者数の推移
ここ最近のイギリスの感染者数の推移をグラフにするとこんな感じになります❢
グラフからも分かるように、
12月後半から1月初めにかけて段々と人数が増えていき
1月8日には最高値68,053人を記録していました😱
日本と比較するとありえないくらい多いですよね❢
しかし、1月半ばくらいから少しづつ下がってきていて
最新の感染者数は12,364人まで下がりました✨
街とお店の状況
今は平日だと殆ど人は歩いてなくて、車通りも大分減りました。
外出している人の殆どは在宅ワークができない仕事の人や
生活必需品の買い出しに来ている人、1日1回許されている
外でのアクティビティをしている人です👌
ここまで外出する人を抑えられているのも理由があって、
1つは警察がかなり厳しく取り締まっているということ❢
例えば、以前ニュースにもなっていましたが
朝方に何人かで車に乗ってマックに行って罰金を支払わされたり、
警察官が散髪したのがばれて罰金を支払わされたりと
違反者には厳しい罰則が与えられています。
それでも違反者が後を絶たないので
今では違反を繰り返すと罰則金が倍増して請求される
というシステムになっていて、最高£6,400(日本円で約90万くらい)
が科せられるとのこと…
逆にここまでしないと違反者が減らないって
イギリスも大変だな~と思います😅
2つめはデリバリーが充実していること❢
ロックダウン中なので営業しているお店は少ないですが、
やっているお店の殆どはUberやDeliverooなどデリバリーに対応しています。
むしろ、マックを含むいくつかのお店は
個人がお店で購入することが出来なくなっていて、
デリバリーでしか対応しないという所も増えてきています❢
イギリスのワクチン接種状況
イギリスでは現在ファイザー、モデルナ、アストロゼネカの
3種類のワクチンが摂取可能になっています❢
ただ、このワクチンは全てNHS(National Health Service)という
イギリスの国民保険サービスが全供給を担っていて
各自で勝手に予約をしたり接種会場に行くことはできません。
なので、ワクチン接種には自分の住んでいる地域のかかりつけ医に
登録させてもらい、自分の順番が来たら連絡をしてもらって
接種しに行くという流れになっています。
現時点のワクチン接種の累計人数は約1,200万人で、
イギリス国民の6分の1相当にあたります✨
でも、このNHSも日本と同様に人手が足りないので
政府が一般の人にもボランティアを募り、
今イギリスは国総出でワクチン接種を進めています👍
コロナ変異種について
日本でも問題になっているかと思いますが、
イギリスでは変異種がイギリス系、ブラジル系、
南アフリカ系の3種類見つかっています。
この変異種は以前のウィルスに比べて感染力が高いということが
分かっていて、今回の感染者数の急激な増加も
この変異種のせいではないかとも言われています。
特に、南アフリカ系の変異種にはアストラゼネカのワクチンは効果が薄いので
ファイザー、モデルナのワクチン接種が推奨されています。
英国入国プロセス・必要書類
必要書類
イギリスに入国するには以下の書類が必要になります❢
- ロケーションフォーム(Contact Locator Form)
- コロナ陰性証明書
ロケーションフォームについては以前から特に変わりないので
今回は細かく書きませんが、詳しくはこちらの記事で紹介しています💡
私が最後ロンドンに入国した来た時(2020年9月末)の記事です。
コロナ陰性証明書は1/15日にイギリスが旅行回廊を停止したことにより
新しく追加されました。
この証明書はイギリスに出発する3日以内に受けたPCR検査で
陰性を証明されていなくてはならず、
これが無いとイギリス行きのフライトへの搭乗を拒否されることがあります❢
また、機内でも、フェリーでも、電車でも常にこれを携帯しなくてはならず
場合によっては提示が求められるのでパスポートや身分証明書のように
いつでも提示できるようにしておく必要があります👌
英国入国プロセス
今までは一定の国からの入国者は自主隔離が免除されていたのですが
1/15の旅行回廊停止によって出発時のPCR検査で陰性が証明されていたとしても
入国者全員(英国国籍でも)10日間の自主隔離が義務付けられました。
この10日間の自主隔離をするのに、UKに自宅が無い方は
ホテルなどに宿泊すると思うのですが、これらにかかる費用は
ずべて自己負担になります。
入国後2日目と8日目に再度検査をして陰性であれば
10日間の自主隔離を終了することができます。
もし、この自主隔離を違反した場合は最高£10,000が請求され、
繰り返せば繰り返すだけ違反金が倍増していきます⚠
また、Travel ban(入国拒否)の対象国からの入国は
英国籍とアイルランド国籍の人以外は原則入国不可です✖
ただし、2/15~は10日間政府指定のホテルにて自主隔離をする必要があり、
£1,750を自己負担しなければなりません。
<Travel ban対象国>
- Angola:アンゴラ
- Argentina:アルゼンチン
- Bolivia:ボリビア
- Botswana:ボツワナ
- Brazil:ブラジル
- Burundi:ブルンジ
- Cape Verde:カーボベルデ
- Chile:チリ
- Colombia:コロンビア
- Democratic Republic of the Congo:コンゴ民主共和国
- Ecuador:エクアドル
- Eswatini:エスワティニ
- French Guiana:フランス領ギアナ
- Guyana:ガイアナ
- Lesotho:レソト
- Malawi:マラウイ
- Mauritius:モーリシャス
- Mozambique:モザンビーク
- Namibia:ナミビア
- Panama:パナマ
- Paraguay:パラグアイ
- Peru:ペルー
- Portugal (including Madeira and the Azores):ポルトガル(マデイラとアゾレス諸島を含む)
- Rwanda:ルワンダ
- Seychelles:セイシェル
- South Africa:南アフリカ
- Suriname:スリナム
- Tanzania:タンザニア
- United Arab Emirates (UAE):アラブ首長国連邦
- Uruguay:ウルグアイ
- Venezuela:べネズエラ
- Zambia:ザンビア
- Zimbabwe:ジンバブエ
日本入国プロセス・必要書類
必要書類
日本に入国する際には以下の書類が必要になります❢
- 本邦活動計画書
- 誓約書
- 質問票
- コロナ陰性証明書
本邦活動計画書と誓約書は受け入れ企業や団体が用意し
入国者が出国する前までに本人に送る必要があり、
入国者は空港検疫でこの2つの書類(写し)の提出を求められます。
また、質問票は機内で配布されるので本人が記入して提出します。
コロナ陰性証明書は出国の72時間以内に証明されたものでなくてはならず、
入国時に提出を求められます。
日本入国プロセス
日本に出発する14日前から検温(提出不要)をし、
入国時に上記に記載した必要書類一式を提出し、空港内でPCR検査を受けます。
以前はこの検査結果が出るのに6時間~8時間くらいかかって
その間ずっと空港の待機所で待機させられていたようですが
今は割とすぐに検査結果が分かるようです💡
ここで検査結果が陰性だった場合でも、
一旦は全員政府の指定する待機所で待機しなくてはなりません。
3日後にまた再検査をされ、ここでもう一度陰性が出たら
残りの14日間を自宅や宿泊施設で自己隔離に入ります。
ただし、自宅や宿泊施設に移動する際に公共交通機関の利用は不可です。
さらに、入国後の行動を追跡をするため以下の設定が必要になります❢
- LINEアプリのインストール
- COCOAの登録
- 地図アプリの位置情報保存
入国後14日間LINEアプリで健康状態の報告&
COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)を14日間利用&
位置情報の保存をしなければなりません。
もし、きちんと毎日の報告や利用状況が確認できなかった場合は
誓約違反となり受け入れ企業や団体の名称が公表され、
日本入国が認められない可能性があるようです💦
また、日本国籍の人以外は基本的に入国不可です。
まとめ・参考リンク
まとめてみると、英国より日本に入国するときの方が
決まりが細かくて分かりにくいというか、
複雑で入国するのが大変そう💦
因みに私は本当は1-3月あたりに日本に帰ろうと思ってたのですが
断念してフライトチケットの払い戻しを決定しました😭
英国も日本も水際対策がどんどん更新されていくので
各政府の出入国関連のページのリンクを張っておきます❢
各必要書類のサンプルやPDFもここから確認できます✨
⭐イギリス政府ホームページ
⭐日本政府(外務省)ホームページ
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